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当院では2020 12月より新型コロナウイルスの検査としてNEAR法とPCR法を行っております。新型コロナウイルスの検査としては①抗原検査②核酸増幅検査、に分かれます。①抗原検査は喉についた抗原を調べる検査で簡易キットがでて簡単に検査ができますが、欠点としてウイルス量が少ない感染初期や症状のない感染者に対しては偽陰性(本当は陽性なのに陰性とでること)が多くなります。それに対して核酸増幅検査はウイルスを増やしてから測定するためウイルス量が少ない感染初期や無症状の感染者も検出が可能となります。②核酸増幅検査には現在⑴PCR法⑵NEAR法があります。PCRはスタンダードな検査でありますが欠点として検出までに数時間かかってしまうことがあげられます。しかも唾液PCR検査は検査直前の飲水により偽陰性がでやすくなることもしられておりやはり総合的にみると咽頭ぬぐい液のほうが検出率は高いと思われます。それに対してNEAR法は核酸増幅を温度を一定(PCRは温度を上げ下げする)にしてウイルスを増幅させることで検出時間を短縮(陽性5分、陰性13分)させることができます。さらに当院では精度の高い咽頭ぬぐい液を使用して感度を高めております。すでに700例以上の症例に使用しておりますが当院ではNEAR法の偽陰性は0例となっております。(2021 4/30現在)当院ではPCR法とNEAR法を組み合わせて発熱外来を行っております。(当院では抗原検査は行っておりません)
その他自費での検査や渡航証明としての証明書の発行も可能です。電話連絡も事前予約も不要ですので直接お越しください。