先日発熱外来に「重症熱性血小板減少症候群」の方が来られました。これはマダニを介して感染する恐ろしい感染症です。飼い犬の散歩の時に犬にマダニがひっついてきて飼い主がそのマダニに咬まれて発症します。
先月から九州で2名死亡例もでています。迅速核酸増幅検査でコロナ感染を否定した後に迅速血液検査を行いました。血小板減少と筋肉が壊れると上昇するクレアチンキナーゼが2000以上と上昇しておりました。診断が遅れると死亡する確率もあがる恐ろしい病気でしっかり診断できて救命できて大変よかったと思っています。新型コロナウイルス感染ばかりに目が行きがちですが、もっと恐ろしい発熱のある疾患はたくさんあります。

総合内科専門医の知識をいかし、10分で結果の出る迅速新型コロナウイルス核酸検査と10分結果のでる迅速の採血検査、迅速血液ガス分析、熟練したエコー技師によるエコー検査、レントゲン検査を駆使して的確かつ迅速な診断を可能としています。

1人でも多くの発熱の患者様を診察し治療し元気になっていただけるようにスタッフ一同一生懸命頑張っております。
皆さんもスタッフが頑張っているな！と感じていただけたらねぎらいの言葉をかけていただけるとスタッフは更に頑張れると思います。
よろしくお願いします。